分解消滅型生ゴミ処理機
【初期設置方法】 搬入・設置時の注意事項
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1.運搬上の注意事項

●機器を車の荷台に乗せる時は必ず車止めを行って下さい。
●運搬時は機器をロープなどでしっかり固定して、機器に傷が付かないようにガードとなる布等を当てて下さい。また走行には落下事故等を考慮して、十分注意して下さい。
●機器をクレーン等で吊り上げる時にはフックを掛けるリングで水平に吊り上げて下さい。また周囲に細心の注意を払って下さい。

 
2.開梱

●開梱時には、以下の品物があるかをご確認下さい。
設定 名 称 数量 備 考
バイオ・スーパークリーン本体 1台  
菌床(スポンジ) 1式  
       
       
書類等 1式  
本 取扱説明書 1冊  

 
3.据付上の注意

●機器をクレーン等で吊り上げる時にはフックを掛けるリングを必ず用い、水平に吊り上げて下さい。また周囲に細心の注意を払って下さい。
●設置場所に至るまでのスペースを確保して下さい。また設置場所の周囲には、メンテナンス作業のスペース(周囲と上方各1mずつ以上)を設けて下さい。
●安定した強固な水平面上に設置して下さい。
●腐食性ガスやその他ガスなどが掛かる環境下への設置は避けて下さい。
●本システムは防爆構造ではないので、引火性ガスなどが掛かる環境下への設置は避けて下さい。

 
4.据付方法

●処理機本体はアンカーボルトで固定しますので、基礎は必ず水平になるようにして下さい。水平に設置されていない場合には、処理槽内のごみと菌床が一方に偏ってしまうので、分解消滅に支障を来たす場合があります。また水平に設置しない事で、本体や主軸に歪みが生じ、最悪の場合には本機が破損・損傷を受けてしまう場合があります。
●据付場所の基礎耐荷重が不足しないよう、事前に基礎工事等行って下さい。

※基礎耐荷重は仕様書の設計重量を元に算出して下さい。
 
5.運転準備(初期の立ち上げ)

①菌床スポンジ(エンバイロ・フォーム)、籾殻(立上げ時のみ)の投入処理槽内の約50%(中心の配水パイプ)まで投入して下さい。
②原水ポンプより送水します。(分解菌は存在している状態)
③スポンジ、籾殻を湿潤します。約半日
④湿潤した後、温度設定
25℃から40℃の範囲に設定して下さい。
④回転しながら、下記を散布して下さい。
活性炭(立ち上げ時の臭気を吸収させる為)を投入.
有機石灰(ph調整酸性化防止の為)を投入。
⑤槽内の温度を30℃に安定させます。
⑥温度設定を30℃から25℃位にします。
⑦ディスポーザーまたは分別破砕機経由で生ゴミを投入
⑦保守・点検周期表に基づいたチェックを行って下さい。

 
6.運転制御

●設定は処理機本体の制御盤のパネルまたはパネル内の計器によって行います。各部品については、別紙のそれぞれの取扱説明書をご覧下さい。
●処理槽内の内容物の最大量は、中心軸までです。その上の空間は空気層として非常に大切です。
●ポンプ水槽のポンプが動作中は、回転されます。
●ドラム回転による・攪拌停止時間の目安

回転攪拌時間 : 常時  1時間  30分  10分  
回転停止時間 : 0分  1時間  30分  50分
※ あくまで目安なので、気温、処理槽の温度と水量、水温に応じて設定を調整して下さい。